キム社長と秘書３

ご褒美 ページ37

すごく集中した。


公私混同などしない。




Aさんとの休憩を目指して、ものすごく集中して仕事をした。



途中挨拶に来た担当の人の前では、できる男で対応した。








「お噂通りの、バリバリ働くかっこいい社長さんですね」






そんなことを言われた。



横でAさんも聞いていた。

きっと俺のポイントはアップしたに違いない。






NJ「よし 終わった」





隣の資料室に入っているAさんを呼びに行こう。






『終わりましたか？』



NJ「ああ 休憩する」





資料室では本を広げて勉強してるAさんがいた。






『珈琲入れますね』



NJ「珈琲はいい」





資料室の中へ入ると、その扉を閉めた。





NJ「プレゼンができた。すごく集中していいものができた」


『すごいですね、おつかれさまでした』




NJ「俺は仕事を最優先させる男だ」



『そうですね、それでこそキム社長です』




NJ「では頑張った分 もらうぞ」





椅子から立ち上がったところをガバッと抱きしめた。




『っわ』




そんな声すら可愛らしくて




NJ「ほら 口あけて」



『‥ん‥』





控えめな声もそそる。





NJ「‥可愛いな」



『‥ん‥しゃちょ‥』





NJ「誰も来ないここなら」




Aさんのデスクに思わず押し倒してしまいそうだ。







『‥社長ここでは』



NJ「あと少しだけいいだろ」




我慢できなくて、上から覆いかぶさるようにして


深くて甘いキスを続けた。




『‥ん‥』



NJ「いい声だな」



『‥もぅ‥』



NJ「もうなんだ」





『やめ‥ダメです』




NJ「ダメなら逃げたらいい」



『ん‥‥』



NJ「舌を入れてるのはそっちだ」




ダメだと言ってるだけで

身体は反対の動きをしてると思うんだが




『‥ん‥』



NJ「そんな声だしたら ダメだろ」




『‥っあ』





スカートの下から手を入れると


びくっと体が跳ねた。




『‥んあ』




NJ「可愛い」




『‥しゃち‥ょ』




NJ「欲しい いますぐ」





『っあ‥‥電話‥なって』






遠くでブブブと振動音がする。



『電話が‥‥』




NJ「いい」


　

『ん‥‥ダメ 電話‥』


NJ「こっちむいて」




逃げないように俺の方へ向かせて


さっきよりも奥へと手を這わせていく。





ダメと言われるほうが興奮するから不思議だ。




　

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