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「今日はもう帰るだけ？暗いし送って行く？」
なんでそんなにイケメンなんですか。顔も良くて、行動までイケメンだなんて許されるんですか。神様、不公平すぎませんか。
断る理由もなく送ってもらう私。ホソクさんの隣を歩いてるっていうだけで変な感じ。普段みんなでいる時はキャーキャー騒いでるのに、2人きりの時はいつもより声が低くて。そういうところにもいちいち気付いてしまって、落ち着かない。でもゆったりした会話がすごく居心地良くて、ずっと家に着かなければいいのにって。
「そうだ、夏休み明けに大学のホールでダンスのステージがあるから見にきてよ！」
「ステージ！？すごい！絶対見に行きます！、、、実は前に1度だけ練習見に行ったことあります」
「あー、知ってるよ。俺その前からAちゃんのこと知っててさ。練習見にきてるの気付いて、テヒョン狙いで来てるんだと思ってた」
「テヒョン！？ないない！確かに顔は格好いいかもしれないですけど。」
「え、待って、テヒョンのこと呼び捨て？そんな仲良くなったの？」
「？？？なんかテヒョンとジミンに、くん付けは嫌だって言われたので」
「、、、、ジミンまで」
急に険しい顔になったホソクさん。また眉間に力入ってる。
「Aちゃん、俺のことも呼び捨てにしてくれない？ホソクさんって、呼ばれ慣れなくて変な感じするし。あと敬語もいらない」
「え！でも年上ですし、、、」
「俺が嫌なんだもん。俺だってAちゃんと仲良くなりたいのに」
「じゃ、じゃあ、遠慮なく、、、やっぱ心の準備が出来たら呼びます、、、」
やっぱり急には呼べなくてぎこちない感じになっちゃったけど、ホソクさんは「楽しみにしてる」って、嬉しそうに笑ってくれた。
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作者名：umbrella | 作成日時：2024年3月5日 18時
