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TH「え···何か言った?」
JM「いや····なんでもねぇ」
まぁ自分のアピールポイントなんだろうけど···どうにも腑に落ちない
そんなんじゃジョングギは落ちねぇよ
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JK side
HY「··········帰りますねジョングクさん」
JK「··········」
倉庫を出て用もなかったコンビニへ出かけたのは言うまでもなくこのクソ女のせいだった
無視して通り過ぎようとした俺の腕を掴むもんだから躊躇なくその腕を振り払ってまた歩き出す
そしたら懲りずにまた腕を掴むクソ女に視線を合わせる羽目になってしまった
JK「触んな」
HY「やっと喋ってくれた」
JK「·····」
HY「待ってくださいジョングクさん!」
咄嗟に声を発した自分を本気でぶん殴りたい
また歩き出した俺を後ろで呼び止めるその行為に虫唾が走る
クソ女の分際で俺の名前を軽々しく呼ぶんじゃねぇ
HY「どうすれば彼女にしてくれますか」
JK「··········」
クソ女の言葉に思わず足を止めた
こいつ頭いいんじゃねぇのかよ
教えてやる義理はねぇけど···これだけは言ってやってもいいかもな
振り返った俺は多分少し口角が上がってたと思う
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作者名:ぷ | 作成日時:2024年3月27日 12時