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新年を迎え、旧正月もそろそろかって頃、私は出産予定日を迎えた。

日本から、私の母も来てくれているし、たくさんの方が、スタンバってくれている。


それなのに、お腹の赤ちゃんは、出てくる気配すらない。


運動もしないといけないけど、外は極寒で、滑っても大変だから、会社のビルに行き、ジョングクにつきあってもらって、大きなお腹で、階段を登ったり降りたりしている。



JK「不思議だよなー
このスイカみたいなお腹の中に、いるんだよなー」


椅子に座り、休憩をしている私のお腹をグクが、ヨシヨシする。
赤ちゃんが、足をくる〜っと動かしたみたい。


A「いててて…」

JK「うぉっ!すんごい動かすじゃん!元気だなー
もう出てこいよー。そろそろ会おうぜ〜!」

A「ぐーちゃんの声もよく聴いてるからね、この子」

JK「♬︎出てこぉぉぉぉいよ〜。いい声で歌っといた」



そして、ヒョンに、送ってあげよって、出産間近の大きなお腹の私をたくさん撮ってくれた。







予定日を3日も過ぎた早朝、トイレに起きた。
トイレを済ませて、部屋に戻ろうと歩いているとなんだか違和感。
なんとなく、何かが、どろりと出てきたような……
破水?


慌てて、お母さんを起こし、入院バッグ持参で、病院へ。



診察してもらうと、少し破水してると。
いよいよお産の始まり。


まだ、キツいお腹の痛みもなく、ユンギさんにメールをいれておいた。

すると、すぐに着信。
ユンギさんも、ずっと気にかけてくれてたから、連絡もすぐにとれるように、待機してくれていたんだね。


YG「いつでも行けるように、こっちは準備してあったから、今日から出産休暇もらって、すぐ向かう。

いよいよだな、A、がんばれ!

お前なら、大丈夫だ、耐えられる!
しっかり、がんばってくれ!」



なんて、心強いんだろう。
ユンギさんが、応援してくれるだけで、何でもできそうな気がしてくるから不思議だ。




病院着に、着替え、いざ、分娩室へ



もうすぐ会えるね、赤ちゃん





分娩室にて、少しずつくる陣痛とたたかう。

私の母と朝イチの電車で駆けつけてくださったユンギさんのオンマがついてくれている。


まだ、余裕のある私を見ては、
「まだまだよーもっともっとキツくならないと産まれないよー」
なんて、気楽な2人。





さすが大先輩。

でも、そろそろ、だいぶと痛い……
オッパ……助けて……





ガラガラ……


YG「A!」

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作者名:みんと | 作成日時:2022年7月30日 12時

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