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でも、
なんだか
後ろから私を抱きしめるユンギさんの身体が
とても熱いのに気づく




「あの……ユンギさん、ちょっと失礼します」





おでこに手をあてると…やっぱり、すごい熱






「熱があります…

お仕事、無理しすぎなんじゃ?

もう、今日は帰って寝てください
私、送ります!」




「お疲れ様です!!」




突然、ジョングクくんが入ってきた




誰もいないと思っていたのに
ジョングクくん、まだ残ってたんだ






あ……いつからいたんだろう




見られてないよね…






焦る私とは反対に


「おつかれさん」


何もなかったように落ち着いているユンギさん





「部長、具合悪いんですか?

ボクが送ります!
おんぶしましょうか?」



確かにジョングクくんなら
部長を軽々とおんぶも出来そうだけど……





「アホかっ

まだジジイ扱いすんな
自分で帰れるっての」





弱々しく笑いながら言う






「お前らも、早く帰りな…


あ、この薬はもらってくわ、さんきゅ」





さささっと身支度を整えて、帰って行った







大丈夫かな……







ま、ユンギさんだから、大丈夫だろうけど
そばで看病してあげたいな


……なんて




でも、それは、元カノの私じゃなくて
今の彼女さんがすること

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作者名:みんと | 作成日時:2024年3月23日 8時

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