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私がアイスを悩んでたのには理由がある








今日会社の健康診断だったんだけど、



"え!Aさんって体重そんなにあるんですかぁ?信じらんなーい!"




って、
一緒に行ったキュルキュル女子の後輩に言われた







"別にあんたに迷惑かけてないでしょーが。何とかギリギリ基準内だよ!"


って言いたかったけど、
彼女のシンデレラボディーを見たら


何も言えなくなった







 
半年前に別れた彼氏も後輩のようなボディーが好きで
そんな身体した女と浮気したから別れた



『こいつめ・・』ムニッ






わかってるよ

この、ぷにぷにしたお腹のことは






でも、、でも、、



アイスは私の大好物なの!
私の生きる楽しみなの!
私の体の半分はアイスでできてるのっ!!!!



















店員「あざしたー」






自動ドアが開くと


いつももういないはずの
彼がそこにいた









『え』





何でいるの?
まさか、私を待ってた?

いや、そんな訳はない
いくらなんでも都合よく考えすぎだよね








YG「お、やっぱ買ったんだ。」




私の手にあるアイスが入った袋を見て
少し笑った







『はい、やっぱり買いました・・//』





何だか嬉しくて恥ずかしくて
すぐに目を逸らした








YG「好きなもんってやめらんねぇよなw じゃ。」




彼はそれ以上何を話すこともなく
片手をあげ歩き出した







『あ、はい。じゃぁ・・』





何だったんだろう



なんて事ない時間だったけど、

ただの顔見知りみたいな、ご近所友達みたいな、
そうでないような・・



ただ彼にとって通りすがりの誰かではない
そんな存在になれた気がして嬉しかった






歩いて行く彼をずっと見送るのは何だかいけない気がして
私も彼とは反対の方向へ歩き出す





帰ったらアイスを食べようっ!




あ、でも全部じゃなくて
半分だけにして

それと運動、、まずは散歩から始めようかな




せっかく
アドバイスもらったしね









他の人からのアドバイスはお節介にしか思わなかったけど
彼からの言葉は違うように思えてくるから不思議だ

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設定タグ:BTS , SUGA , ユンギ   
作品ジャンル:恋愛
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ミンの甘露煮(プロフ) - 名などないさん» コメありがとうございます!楽しんでいただきよかったです🫶新しい作品書きかけてますので、またご覧いただければ幸いです☺️ (3月25日 20時) (レス) id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
名などない - 本当に面白いお話でした! (3月25日 20時) (レス) @page50 id: 2206d7c546 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2024年2月16日 20時

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