ep107 ページ7
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「店長 聞いてください」
「ん?どした。レジ誤差出た?」
「いや、もうそんなレベルじゃないです」
「えぇ!?なに?こわいこわい」
「やべぇっすよ」
「はよいいなさい」
「暇っす」
「君ねぇ」
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現在の時刻は21:20
上がりまであと35分だが、客足はゼロ
あまりにも暇すぎてどうにかなりそうだ。
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「俺ちょっと発注だけしてくるから、前出しお願い」
「はあーい」
タブレットを持ってバックヤードに消えていった店長を見届けて、レジから出て商品の前出しを始める。
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前出しを始めてから10分が経過した。
その間お客さんが来ることはなく、わたしは前出しをするだけの機械になっている。暇すぎると時間の経過が遅くなるのが辛い。
「あの、すみません。」
そんなことを呑気に考えていると、ふと、頭上から声出した。
今は下段の前出しをしてあるので、体制的にしゃがんでおり、視界の隅に黒い靴が見えた。明らかに店長の声と靴はなく、驚いて顔を上げる。
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「どうされました?」
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顔を上げると、帽子を被り黒マスクをした
身長の高い、どうせイケメンな男が居た
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「え、Aさん…?」
「その声は、もしや」
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Oたく3(プロフ) - 鹿さん» コメントありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです( ; ; )♡ 更新たくさん頑張ります!ありがとうございます!!!!( ; ; )♡♡ (5月20日 11時) (レス) id: adc4b11d67 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - このお話本当に大好きです!本当に登場人物のキャラが物凄く素敵です!更新頑張ってください!応援してます! (5月20日 0時) (レス) @page9 id: 4be8dda55d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Oたく3 | 作成日時:2023年5月4日 1時