検索窓
今日:34 hit、昨日:8 hit、合計:33,566 hit

ep107 ページ7

.




「店長 聞いてください」
「ん?どした。レジ誤差出た?」
「いや、もうそんなレベルじゃないです」
「えぇ!?なに?こわいこわい」
「やべぇっすよ」
「はよいいなさい」
「暇っす」
「君ねぇ」




.






現在の時刻は21:20
上がりまであと35分だが、客足はゼロ

あまりにも暇すぎてどうにかなりそうだ。




.




「俺ちょっと発注だけしてくるから、前出しお願い」
「はあーい」






タブレットを持ってバックヤードに消えていった店長を見届けて、レジから出て商品の前出しを始める。










___
__
_






前出しを始めてから10分が経過した。
その間お客さんが来ることはなく、わたしは前出しをするだけの機械になっている。暇すぎると時間の経過が遅くなるのが辛い。








「あの、すみません。」







そんなことを呑気に考えていると、ふと、頭上から声出した。
今は下段の前出しをしてあるので、体制的にしゃがんでおり、視界の隅に黒い靴が見えた。明らかに店長の声と靴はなく、驚いて顔を上げる。




.




「どうされました?」




.




顔を上げると、帽子を被り黒マスクをした
身長の高い、どうせイケメンな男が居た





.






「え、Aさん…?」
「その声は、もしや」

ep108→←ep106



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (111 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
540人がお気に入り
設定タグ:jk , ジョングク , bts
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Oたく3(プロフ) - 鹿さん» コメントありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです( ; ; )♡ 更新たくさん頑張ります!ありがとうございます!!!!( ; ; )♡♡ (5月20日 11時) (レス) id: adc4b11d67 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - このお話本当に大好きです!本当に登場人物のキャラが物凄く素敵です!更新頑張ってください!応援してます! (5月20日 0時) (レス) @page9 id: 4be8dda55d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Oたく3 | 作成日時:2023年5月4日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。