ep112 ページ12
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「今日も暇だった…」
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自動ドアを潜り抜けて、伸びをする。
時刻は21:53
夏といえど夜なので、まあ暗い。
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「はぁ〜つかれた、」
思わず漏れた独り言をかき消すよう
靴を地面でトントンと履き直す
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「お疲れ様だね、Aさん」
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声がした方を向く、
そこにはジュースを２本手に持った
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「あれ、ジョングクくんじゃん」
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ジョングクくんがいた。
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「やほ さっきぶり。」
「なにしてるの？」
「待ってた。Aさんのこと」
「えぇ、どうして。帰っていいのに」
「22時だよ 夏といっても夜は暗い」
「…もしかして送ってくれようとしてる？」
「してる、ちなみに拒否権ないよ」
「うーーー。君も顔がいいから危ないよ」
「なに？惚れちゃうって？」
「今ここで叫んでもいいんだよ」
「ごめんって」
私に持っていた一本のジュースを渡して
そのままゆっくりと歩き出す。
ジョングクくんの言う通りで、
夏といえどやはり夜は暗い
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2人で身にならない会話を似ている時、
私はふと、あることを思い出した。
そのことについて口を開こうとすると
先に隣にいた彼が口を開いた。
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「ジュンと会ってんの？夏休み」
「ジュン？いやまだ。会う約束はしてる」
「ふーん、そなんだ。」
「ジョングクくんはどうだったよ、旅行」
「楽しかったよ、でもなんか、物足りなかった」
「わがままなやつ〜！」
「なんでだと思う？」
「難しいこと聞くね」
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「Aさんが居なかったからだよ。」
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ジョングクくんがくれたジュースが
やけにぬくる感じた。
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Oたく3(プロフ) - 鹿さん» コメントありがとうございます！！めちゃくちゃ嬉しいです（ ; ; ）♡ 更新たくさん頑張ります！ありがとうございます！！！！（ ; ; ）♡♡ (5月20日 11時) (
レス) id: adc4b11d67 (このIDを非表示/違反報告)
鹿(プロフ) - このお話本当に大好きです！本当に登場人物のキャラが物凄く素敵です！更新頑張ってください！応援してます！ (5月20日 0時) (レス) @page9 id: 4be8dda55d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Oたく3 | 作成日時：2023年5月4日 1時
