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JKside
「で?そのまま家に帰って。また二回戦に突入って。結局惚気か。ねぇ普通嫉妬されて興奮するの?」
「ヒョンは分かってないね。あの(人1)が仕事相手に嫉妬するってのは前代未聞なんだよ。…ほんっとに可愛いんだ」
「はいはい。可愛いのは皆分かってるよ。それで(人1)ちゃんは、ずっとグガの家にいるの?」
「はい。暫く同棲します。…あ、だからと言って無意味に遊びに来ないでね。ホビヒョンはいいけど、なんやかんやジミニヒョンとかVヒョンとかついて来そうだし。」
「…でも気をつけなよ。もしテヒョンの時のようにサセンに狙われれば、お前だけじゃなくて確実に(人1)ちゃんの方が打撃強いんだから。過去に殺害予告も受けてるって話だぞ?まぁ、それは相手がテヒョンだから仕方ないのかもしれないけど」
「…はい?ヒョンも俺とVヒョンを比べては俺を下げるんですね。もういいです、」
「おーい、冗談じゃん!ジョングガー!」
ホビヒョンなら真剣に話を聞いてくれるだけじゃなく俺が求めてる言葉をくれるとばかり思っていたのに。自慢する相手を間違えた。ここぞとばかりVヒョン、Vヒョンって。
俺の地雷を踏んできたヒョンとは暫く口を効かないことにしよう。
今日も会社に集まっているのは6人のメンバー。Vヒョンは今頃、(人1)と一緒に居る、とは考えないようにしようと思っていても。仕事だと割り切れない。気に触る。
(人1)のスケジュールと台本チェックに抜かりがないのは、離れている時間にどんな刺客が現れるか事前に予測しておく為。
そもそも、俺が馬鹿だったんだ。(人1)の会社の人だけの飲み会に安心しきっていたから。そこにジェジさんが居る限り必然的に現れるVヒョンの存在を、何故思い出すことがなかったのか。
(人1)も(人1)で、お酒に溺れてガードが緩くなるし。マネージャーやジェジさんの前で肩を抱いてたんだ、なんでこんな状況になるのか。未だ納得いかない。
だから、俺は。(人1)との同棲を気に約束事を設けた。
俺以外の異性との飲み会には参加しないこと。同性との飲み会ではお酒を飲まないこと。仕事終わり、帰る時は必ず連絡すること。
連絡に関しては、できない、忘れてたは通用しないから。嫌な顔してもそれなりの罰は受けてもらう。
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あんこ(プロフ) - 展開が全く読めず、ドキドキしながら読み進めています。10の公開楽しみにしております。 (2022年7月11日 21時) (レス) id: b5da8987a5 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 一番好きな作品です!更新楽しみにしています! (2022年6月27日 1時) (レス) id: b3bd6e397d (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 更新楽しみにしてました!何回も読んで毎日更新ないか楽しみにしています!大変だと思いますが頑張ってください。とってもおもしろいです! (2022年6月23日 13時) (レス) @page50 id: be7c7766b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chay | 作成日時:2022年3月13日 0時