#427 ページ28
『…へぇ。しょっぱからキスシーンか。
どうだった？ジェジちゃん』
「うーん、まぁ始まったばかりだしなんとも。まぁ、やりやすいかな。」
『どういうこと？』
「(人1)と違って緊張しないから。キスシーンなのに、いいんだか悪いんだか、なんも感じなかったな」
(人1)のマネージャーを説得して。BTS移動車に乗せた俺は。スケジュールも終わりという事もあって健全に家まで送る＿＿＿＿わけないよね。
おいで、と膝の上に(人1)を乗せて。柔らかい胸に顔を埋めた。またすれ違いが起きないように今後(人1)は俺の家で生活してもらうことにする。
今後何ヶ月もツアーで国を離れることになっても(人1)との信頼を保つ為に。
『ふーん…放送日が楽しみだね』
「…妬いてる？」
『……ちょっとだけ』
むすっとした顔が、こんな心擽られるなんて。初めてだね、(人1)が俺の仕事相手に嫌な顔するなんてさ。
可愛いなんて言ったらまた怒りそうだけど。やっぱりそれしか出てこない。嫉妬されてここまで嬉しくなるのは、生涯探しても(人1)だけなんだ。
仕事だから仕方ない、ってずっと自分に言い聞かしてる(人1)。また俺の心を虜にしてマネージャーがいる車の中でも我慢できずにキスした。
薄ら目を開けると、俺の大好きな(人1)。匂いも感触も呼吸も、やっぱり俺の脳細胞に響くのは(人1)だけ。
体が過敏に反応するのも、(人1)だけだ。
『…ジェジちゃんにも、そんな風にキスしたの？』
「……気になる？」
『むっ。教えてよ。』
「帰ってからベッドの中で教えてあげる。」
ピンク色に染まった頬を膨らまして、そっぽを向く。いくら拗ねても可愛くて可愛くて放っておけないから、やめてと言われても離れてやらない。
俺の性格を知ってるはずなのに。なんで性癖を刺激してくるんだろう。
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あんこ(プロフ) - 展開が全く読めず、ドキドキしながら読み進めています。10の公開楽しみにしております。 (2022年7月11日 21時) (
レス) id: b5da8987a5 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 一番好きな作品です！更新楽しみにしています！ (2022年6月27日 1時) (レス) id: b3bd6e397d (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 更新楽しみにしてました！何回も読んで毎日更新ないか楽しみにしています！大変だと思いますが頑張ってください。とってもおもしろいです！ (2022年6月23日 13時) (レス) @page50 id: be7c7766b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chay | 作成日時：2022年3月13日 0時
